倉木麻衣の詩に想う

倉木麻衣の歌詞は、楽観主義に生きる力強い人生観に裏づけされた、深く味わいのあるもの。その魅力を書き綴っていくブログです。

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2008-01-30 (Wed)  13:01

第24回「BE WITH U~託された夢~」

「BE WITH U」は個人的に2007年No,1といってもいいくらいの出来でした。
Cybersoundの編曲が素晴らしいのがまず一つ。
そして、あまりに楽しく歌う、倉木麻衣とマイケル・アフリックの掛け合いに、こちらも否が応でも乗ってきてしまう。
そんなことは多くの倉木麻衣ファンがすでに耳と体で感じてきたことなので置いておくとして。

早速ですが歌詞はというと・・・

Silent love~open my heart~/BE WITH U(初回限定盤)(DVD付)

倉木麻衣28thシングル(2007年11月28日発売)
1.Silent love~open my heart~
2.BE WITH U
作詞:倉木麻衣
作曲:徳永暁人
編曲:Cybersound

3.Silent love~open my heart~ -instrumental-
4.BE WITH U -instrumental-


歌詞カードに書かれた括弧書きの日本語訳が非常に効いています。
しかも、歌われる歌詞自体は一緒なのに、日本語訳の方は変えられている。1番が相手に向けたメッセージで、2番が自分に向けたメッセージと、Be togetherな世界観がさりげなく演出されていてGood。
私が「BE WITH U」を聴くときは、いつもこの日本語訳を頭に浮かべています。逆に日本語訳が無ければ、おそろしく軽薄な歌詞になったように思います。

特に注目すべきは、
but I can't do... (今は無理でも)
で、非常に意義のある言葉となっています。
まず、「 I can't do」と初めて倉木麻衣が言ったこと。「今は無理」という状況を明確に認めたことが重要です。「BE WITH U」の出発点はまさにここ。どんなに頑張っていようと、今は無理、そういう状況は確かにあります。

続いて、アルバム『ONE LIFE』中でどういう意味を持つのか。
『ONE LIFE』が主眼としているのは、no sugar coffeeな世界を描くということです。
まさに「 I can't do」と言ってしまいたくなるような世界。

でも、
でも、
でも、


ラストはやっぱり一緒に闘っていこうじゃないか――と、結局、いつもの楽観主義なメッセージに収束していく。
「BE WITH U」はアルバムのラスト曲(Over The Rainbowはひとまず無視)として、そういう役割をもった曲。


もう一つのポイントは冒頭の歌詞。
託された この夢を胸に/果てしなく この続く道で/確かな夢を 刻むことは意外と難しい
このメッセージは非常に引っかかります。
一つだけ妙な言葉が入っているんです。
なぜ「夢」が「託され」ているのでしょうか。
BE WITH Uというテーマと沿うように?
それも確かにあるでしょうが、他の曲とも密接に関わりあっています。

ここで「Silent love~open my heart~」を見てみましょう。
信じたいから/私だけは so あなたの夢
あなたの心で/夢をみたい
これは夢を託されたとはいえまいか?
(Silent loveはどこで文を切るかが非常に重要な曲ですが、そういった話は別のところで)

また、「Born to be Free」では、
降り注ぐ夢を/リズムに乗り風をきってつなぐ
'Cause your dream is our dream
これも夢を託されたとはいえまいか?
それは言い過ぎかもしれない。
でも、少なくとも、夢を共有してはいます。


再び、「but I can't do... (今は無理でも)」に戻りましょう。
「BE WITH U」の一つ前の曲は「Wonderland」ですが、私はこの曲が一番「今」が意識された曲だと思います。今に続く過去と、今から向かう未来、そしてその狭間の今。
そんな曲のあとに「BE WITH U」が来るっていうのは、かなりいい配置だなと思います。というより、「Wonderland」じゃなければ、すんなり「BE WITH U」につながんないでしょう。


なんか、まとまんないけど、以上、私が「BE WITH U」の歌詞について思ったことでした♪

最終更新日 : -0001-11-30

* by show-cat
「”託された”この夢」のところは、私も未解読です。
”託された”という以上、託した者がいるはずですが、誰でしょうか?
それと、私は、「ONE LIFE」のラスト曲は二つと考えています。
つまり、一つは、SaySayさんも書かれている「Wonderland」 → 「BE WITH U」の流れ。
もう一つは、この前にもちょっと述べましたが、「Wonderland」 → 「Over The Rainbow」の流れです。

* by SaySay
>show-catさん
託した人は、一往は「Silent love~open my heart~」における“私”だと思います。
『ONE LIFE』のラスト曲に関しては、アルバム全体を考えるなら勿論「Over The Rainbow」は無視できないと思っています。
ただ今回は「BE WITH U」に絞って考えるということで、あえて「Over The Rainbow」は無視しました。
show-catさんの仰る「Wonderland」→「Over The Rainbow」という構造はその通りだと思います。

* by show−cat
託した人が、「Silent love~open my heart~」の“私”というのは、
曲間に関わりがあるとすれば、理解できなくもないのですが...。
私なりに、また、考えてみます。

* by SaySay
>show-catさん
「Silent love~open my heart~」「everything」「secret roses」の全てを勘案し、妄想した結果、「Silent love~open my heart~」の“私”が託した人だと判断しました。
更にいえば、「everything」の“君”、「secret roses」の“私”も託した人だといえると考えています。
詳しくは後日記事として書きたいと思います。
show-catさんから見て、むちゃくちゃな論理になる可能性大ですが(_ _;)。

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「”託された”この夢」のところは、私も未解読です。
”託された”という以上、託した者がいるはずですが、誰でしょうか?
それと、私は、「ONE LIFE」のラスト曲は二つと考えています。
つまり、一つは、SaySayさんも書かれている「Wonderland」 → 「BE WITH U」の流れ。
もう一つは、この前にもちょっと述べましたが、「Wonderland」 → 「Over The Rainbow」の流れです。
2008-02-03-21:49 * show-cat [ 編集 * 投稿 ]

>show-catさん
託した人は、一往は「Silent love~open my heart~」における“私”だと思います。
『ONE LIFE』のラスト曲に関しては、アルバム全体を考えるなら勿論「Over The Rainbow」は無視できないと思っています。
ただ今回は「BE WITH U」に絞って考えるということで、あえて「Over The Rainbow」は無視しました。
show-catさんの仰る「Wonderland」→「Over The Rainbow」という構造はその通りだと思います。
2008-02-03-22:55 * SaySay [ 編集 * 投稿 ]

託した人が、「Silent love~open my heart~」の“私”というのは、
曲間に関わりがあるとすれば、理解できなくもないのですが...。
私なりに、また、考えてみます。
2008-02-06-21:07 * show−cat [ 編集 * 投稿 ]

>show-catさん
「Silent love~open my heart~」「everything」「secret roses」の全てを勘案し、妄想した結果、「Silent love~open my heart~」の“私”が託した人だと判断しました。
更にいえば、「everything」の“君”、「secret roses」の“私”も託した人だといえると考えています。
詳しくは後日記事として書きたいと思います。
show-catさんから見て、むちゃくちゃな論理になる可能性大ですが(_ _;)。
2008-02-06-23:17 * SaySay [ 編集 * 投稿 ]