倉木麻衣の歌詞に否定的な人は多い。彼女の歌詞は稚拙で奇麗事ばかりだという。本当にそうなのか。いいや、倉木麻衣の歌詞は、楽観主義に生きる力強い人生観に裏づけされた、深く味わいのあるものなのだ!ということを書き綴っていくブログです。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
原宿アストロホール「Color Scene」ライブレポ前編の続きです。

私はシズク(滴草由実さん)のライブに過去3回参加しています。

(1)滴草由実・真中潤LIVE(場所:J-POP CAFE SHIBUYA)
レポートその1 その2 その3
(2)桜cafeLIVE(場所:J-POP CAFE SHIBUYA)
レポート
(3)『I still believe~ため息~』を掲げてのインストアライブ

行って後悔したライブは、一つもありません。全て満足した心持ちで家路に就いています。
ただ、全くの完璧なステージだと思ったわけでもありません。
歌唱力に定評のあるシズクでありその通りなのですが、曲によってやや歌唱に不安定な部分を感じたり、ライブ慣れしていないなと思うことはしばしばありました。
(You Tubeに最近のライブの映像がアップされていますが、あれは調子が悪すぎる。本来のシズクの歌唱力はあんなものではありません。)


しか~し、今回のライブに関してはこう言い切れます。

まさに完璧だった、と。
ここまで「Color Scene」には4組のアーティストが登場しましたが、ドラマーは皆無です。全体的にアコースティックライブの趣でした。
ラストでそれをぶち破ったのが、フルバンドを率いたシズクです。

冒頭から、ドラムの爆音が耳を劈く――。
リアルにビクッっとしましたよ(´ω`;)。
最初はリズム隊の音がでか過ぎるのではと思ったけれど(まぁ、私が一番前に座っている所為もあるでしょう)、音割れは全くなくクリアに響いていました。そもそも、ライブは大き過ぎるぐらいの爆音であってこそだと思ってますし。
シズクの歌声はしっかり聴こえており・・・

ん?

やばい、やばい、やばすぎる。しっかり聴こえるっていうレベルじゃねぇぞ。透き通った声のまま、どうしてそんなノビのある歌声が出せるのですか。
『ENDRESS SUMMER』収録の新曲ばかり歌ったのだけれど、曲自体の質に関しては「Endless Summer」を除きあまり高くないかなという印象でした(詳しくは後述)。しかし、そんなの関係ねぇとばかりの歌唱。曲がどうだろうと歌声一つで魅了することも可能なのですね。私は、シズクの歌声に浸りきっていました。
バックバンドも良かったんじゃないでしょうか。おそらく、音量調整に関しては賛否両論だったろうなとは思います。もっと重低音を抑えた方が万人受けしたかも。でも、私のなかでは、全く不満はありませんでした。爆音でも音がごちゃまぜになるようなことはなく、一つ一つの音をしっかりと味わえていましたし。

セットリストは以下の通り。

<セットリスト>
1. Endless Summer
2. LET'S GO
3. I wanna run to you
4. もう一度キスをして
5. Isn't she lovely(Stevie Wonderのカバー)
6. キミと夏
アンコール
7. Endless Summer


新作ミニアルバム『ENDLESS SUMMER』のレコ発ライブだからでしょう、基本的にこのアルバムからチョイスされていました。
『ENDLESS SUMMER』の収録曲は以下の通り。

ENDLESS SUMMERENDLESS SUMMER
(2009/08/19)
滴草由実

商品詳細を見る

1.Endless Summer
作詞:滴草由実
作曲:T-4 & カワハラミネアキ
編曲:T-4

2.LET'S GO
作詞:滴草由実 & 深青結希
作曲:Yoko Blaqstone & MIKI T
編曲:Double S & 有木竜郎

3.I wanna run to you
作詞:滴草由実
作曲:滴草由実
編曲:NAKEDGRUN

4.もう一度キスをして
作詞:滴草由実
作曲:SWAI/CHUNG, DONG JUNG
編曲:SWAI/CHUNG, DONG JUNG

5.Here I am
作詞:滴草由実
作曲:Yoko Blaqstone
編曲:桐乃忠実 & 奥山明

6.キミと夏
作詞:滴草由実
作曲:カワハラミネアキ
編曲:Double S


(※ジャケットにクレジットされている人名はローマ字表記ですが、こちらで調べて日本語表記に改めています。おそらく合っていると思いますが、100%の確証はありません。)

ここで注目すべきは2つ。

1つ目は、セットリストがほぼアルバムCDをなぞったものになっているということです。
なので、アルバムの感想も一緒に付記するのがいいかと思います。

2つ目は、Yoko Blaqstoneが帰ってきたということです。
滴草由実のキャリアにおいて、Yokoさんは極めて重要な存在です。これまでのアルバムでYokoさんが製作に参加した曲は、共作のものも含めて、
(1st)12曲中4曲(2nd)12曲中5曲(3rd)11曲中5
であり、全体の半分弱を占めています。
しかし、続く4thアルバムには、Yokoさんは全くの不参加でした。
しばらくその名がクレジットされていない状況でしたが、今回のミニアルバムではYokoさんが2曲作曲しており、久々の二人のタッグを嬉しく思いました。
今回のライブでは、そのうちの1曲である「LET'S GO」が歌われました。

アルバムの感想はひとまず置いておいて、ライブの感想に戻ります。
冒頭とアンコールで歌った、「Endless Summer」。これがやっぱり一番の出来だったと思います。



非常に取っ付きやすく、1回聴いただけで曲の魅力が伝わってくる曲です。アルバムのリード曲として、納得の出来だと思います。ただ、アンコールでは「Here I am」を歌って、アルバム曲完全制覇を達成して欲しかったって気持ちもちょっとあります(^-^;)。
途中に、カバー曲を挟んできたところもなかなかのセンスを感じました。ほとんどの客が聴いたことのない新作オリジナル曲では、オーディエンスを煽ってもイマイチ一緒に盛り上がれない。そこで、誰もが知っている「Isn't she lovely」を選曲し、合間にオーディエンスにマイクを向けて歌わせることによって盛り上げよう、そういう意図を感じました。ちなみに、今回のライブ参加者で、マイクをこちらに向けてきた歌手はシズクのみ。やっぱり、ライブはこういうのがなくちゃなぁ。勿論、しっかり私も叫びましたよ♪
あと、歌い終わった後の「ありがと~♪」の言い方が、キュートでした(*^^*)。

ところで、私はワンマンライブでないこともありアンコールが起こるとは思っておらず、ちょっと理不尽に怒ってたりしました。
MCほとんどなし、1曲はハーフサイズ、それでもうラストってどないやねん!誰かが時間オーバーした尻拭いか?バンド紹介さえもできてないじゃないか!そんな、やり切れない思いでシズクを見送ってると、アンコールの声が。
たぶん大きく声を上げていたのは2人ほどで、その声は先細りになっていき、やがて消えました。しかし、同時に起こった手拍子は全く鳴り止まず、しばらくしてバンドメンバー、それからシズクが再登場しました。
ここで私は謝らなければなりません。なぜ2人に続いてアンコールの掛け声を発することができなかったのか。前方に座っている私が声を上げたら、掛け声は全体に伝播したかもしれないのに。確かに手拍子だけでアンコールは成り立つけれど、掛け声があるのとないのとでは全然違うだろうよ。ごめんよ~、滴草ファンの皆さん。
ということで、私はここに誓います。次にシズクのライブに参加するときは、たった一人であったとしてもアンコールを叫びます(アンコールが明らかにKYの場合を除く)

そして、アンコールでは、ちゃんとバンド紹介が為され、シズクデザインのTシャツもPRされました。
むむむ、準備万端ではないか。アンコールを起こす自信があったのね(;^ω^A。
結局、MCが他の歌手に比べて少なかったものの、最多の7曲を歌い、結構いい扱いでした。心のなかだけど怒ってしまって、すんません(-人-;)。

全ての曲目が終わり、私は思いました。
やりぃ♪このステージで魅了されないわけがなかろう。確実に今日、シズクのファンが増えたはずだ、と。

ライブ終了後、物販コーナーをチェック。
美郷さんがいないか探す。・・・いねー。他の方々は皆さんいるよう。
シズクはなんとなく来ないだろうと思っていたけど、一縷の望みを託し、しばらく会場で待っていました。
しばらく経つと、シズクは―――、現れました。
ダメでもともとと思っていた分、感慨も一入でした。早速、シズクの元へ直行し、『ENDLESS SUMMER』を購入する。歌詞カードにサインしてくれる模様。サインはやっぱり、ポスターとか色紙じゃなくて歌詞カードだよね♪

SaySay「今まで3回来たことがあるんですが、今日のライブが一番良かったです」
シズク「ありがとうございます!よしっ(ガッツポーズ)」
SaySay(俺は何を言っているんだ!これじゃあ、何に3回来たのか分からんだろうが!うわー、でもガッツポーズしてくれたよぉ)
SaySay「今日は、声の調子がかなり良かったですね」
シズク「ありがとうございます」
SaySay(なんか、いつもは調子が悪いみたいに受け取られたかなぁ。というか、"声の調子"って日本語的にどうなのよ)
シズク「お名前は?」
SaySay(名前まで書いてくれるの!?よっしゃーー!) ○○です」
シズク「えーと、カタカナでもいいですか?」
SaySay「○は植物の△△で・・・(カタカナでもいいですと言わないのがSaySayクオリティ、漢字で書いてもらいました)」
シズク「あ~、はい」
SaySay「○は△△です」
シズク「はい、どうぞ♪」

概要、こんな感じでトークしました。話すことに気を取られて、たぶん握手してない気がする。悔しいです(TωT)。それにしても、もっとスマートにしゃべれんものかね、オイラ。
それから、シズクがデザインしたTシャツを買おうか迷ったんですが、結局買いませんでした。6千円弱はちと手を出すのに勇気がいる。でも、買っておけばよかったと今では思っています・・・。デザインかなりかっこよかったもの。

あ、そうそう。サインの方は、○○さん Y Shizukusa 2009.8.19 と書かれていました。
宝物として、大切にします(≧◯≦)。

♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~

以上がライブの感想です。そしてさらに、CDの感想をば。

2曲目「LET'S GO」最高!!
はじめは全然ピンと来なかったけど、何回か聴いているうちにめっちゃハマってしまいました。まさに、Yokoさんらしい、スルメ曲。
サビで何度も「LET'S GO」って歌うんだけど、それが全くしつこくないのよね。それは、「LET'S GO」以外にあり得ないと思えるくらいに歌詞の填まり具合がよく、発音の仕方も絶妙で、聴いていて非常に心地良いから。
おそらく、オフィシャルブログ等を見るに、この曲がアルバム中1番人気だと思います。

3曲目「I wanna run to you」パワー・クリスタルヴォイス!
シズク自作曲。
サビに入る直前の歌い方と、「I wanna run to you」の「ラーン」の部分の力強さと美しさが素晴らしいです。

4曲目「Here I am」2番目に最高!
またもやYoko曲。つまり、このアルバムでYokoさんは大活躍ってわけだ。
これもCDで初めて聴いたときは、ピンと来ませんでした。しかし、これもまた、はまってしまうんだよなぁ。サビがすごく良く、心底まで元気を打ち込むような歌声でまたメロディです。
私のチェックする限り、なぜかライブでこの曲は一切歌われてませんが、切り札として後に取って置いてるのかも(笑)。

以上3曲が特に気に入った曲。
「もう一度キスをして」も好きです。ただ、ちょっと綺麗にまとまりすぎていて意外性に欠けるかもしれない。
「キミと夏」だけ、シズクが歌うには普通のJ-POPすぎるなぁという感じがして、あまり好きになれませんでした。

そして、全体的にシズクの歌唱力が際立っています。
4thアルバムの頃から、ボーカルディレクションを担当しているMissTyの影響からか、格段にボーカルが力強くなりました。それもただ、声量がアップしたとかいうことではなくて、体の奥から湧き出るようなパワーなんですよね。腹からではなくて、生命の本源から声を出しているような感じ(よく分からん比喩ですが)。
そして、『ENDLESS SUMMER』における歌唱はその正当進化形と言ってもいいように思います。

だいたい以上のような感じですが(歌詞についてはまた別枠でやれたらいいな)、上で述べた曲自体の質に関しては「Endless Summer」を除きあまり高くないについては完全に撤回します。
シズクの歌唱力が際立っているとはいえ、アルバム『ENDLESS SUMMER』は彼女の歌声で持っているというわけではなく、Yokoさんの曲を中心に本当にいい曲が揃っています。ただ、1度だけではその魅力になかなか気付けないスルメ曲が勢ぞろいというだけなのです。

♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~

滴草由実 - MySpace
↑試聴には、こちらのサイトが一番便利でオススメです。
『ENDLESS SUMMER』収録曲が全曲試聴できるので、まだ聴いたことのない方は是非チェックしてみてください。

Shiz-tic Soul Blog <8月20日>「レコ発ライヴin アストロホール!」「ライブ風景☆」
滴草由実 公式ブログ - GREE <8月20日> 「ライブ会場にて☆」
↑シズクのライブ後のブログ記事です。
2つのブログをほぼ毎日更新するたぁー、本当にマメな方ですわ(。´Д⊂)。

Musing 「滴草由実特集」
↑音楽番組の動画が見られます(無料、登録必要)。シズクの画力に注目!
おそらく3日後には視聴できなくなるので、お早めに♪

Make Flow Blog「キクチログ Track.060」
↑最近大活躍のMake Flow。「Here I am」のアレンジはMake Flowの桐乃忠実さんが担当(共作)。

なんかいいことないかな ~きっと明日なにかあるさ~(pixyさんブログ)
「8/19 いいくぼさおりライブ 原宿アストロホール」
↑いいくぼさおりさんのファンの方が書かれたライブレポです。
私とは違って、しっかりとした音楽的な視点から書かれた記事で、スマートに読みやすくまとまっていらっしゃいます。
シズクに対しては、こう仰っています。

何処のハコもそうなんだけどドラムが入るとボーカルが聞こえない
由実さんも歌ってる最中に「ヴォーカルを上げて」と合図するほど
PAの人は恥ずかしいと感じなくてはダメですね


やっぱり、そう思われていたか(--;)。

♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~♪^♪~

ふー。
たぶん、本ブログ最長記事かと(´ε`;)。

2年以上ぶりの滴草由実さんに関する記事だったので、ありったけの熱意を傾けて書きました。
無駄に長くて、そのうえ話が前後して読みづらいかと思いますが、それでもここまで読んでくださった方々、ありがとうございましたヽ(=´▽`=)ノ。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://saysay.blog71.fc2.com/tb.php/168-4bb52d9c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。