倉木麻衣の歌詞に否定的な人は多い。彼女の歌詞は稚拙で奇麗事ばかりだという。本当にそうなのか。いいや、倉木麻衣の歌詞は、楽観主義に生きる力強い人生観に裏づけされた、深く味わいのあるものなのだ!ということを書き綴っていくブログです。
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ひさびさに私のブログの主旨「詩に想う」に則った記事を書こうと思います。
『DIAMOND WAVE』の2曲目、「Ready for love」について。
この曲の歌詞、意外と難解なんですよね。

この曲の歌詞にはMai Kurakiが登場します。
最初は、単なる遊びで入れたのかと思いましたが、それにしては3回も登場し、でしゃばりすぎです。
しかもサビで登場するんです。サビは歌詞を構成する上で大事なところですよね。
なんか全体のテーマも全然つかめない、散漫とした感じがします。
一体何が言いたいんだ!?
私は考えに考えました。
この曲では、レゲエにラップと、倉木麻衣は今まであまり用いてこなかった音楽に挑戦しています。
それも考慮に入れて、思い切った解釈をしてみたいと思います。

これは「倉木麻衣挑戦と決意の歌」です。
(独善的な妄想にお付き合いくださる方は続きをご覧ください)
まず、冒頭の英詞を訳してみましょう。

君がそばにいるときの僕はどんなときも強いんだよ
君が夢に描いてきた英雄に僕はなるだろうね
それから君に触れると心のなかで幸せを感じるよ
それだけの気持ちなんだ
だって愛する準備はできてるから


こんな感じで訳しましたが、大丈夫でしょうか。
いい訳ありましたら是非教えてください。

続いて、
世の中には見るべきものが
あふれてるけど
僕が目指すは君の世界信じ共に歩む


世の中には「見るべきもの」が確かにあふれているといえます。
しかし、それを「見るべき」だと自覚しながらも、自らが世の中を見尽くしていくことには限界があることも同時に自覚しているのでしょう。
だからこそ「僕」は「君の世界」を信じ、共に歩もうとしています。
「君」はおそらく何か高邁な理想を持っているんでしょうね。
「僕」はそれにすごく惹かれ、君の夢をかなえるのは僕だっ!てな感じで思っています。

冒頭の英詞は「僕」の独白といったところでしょうか。
「僕」は「君」に好意を抱かれている確信はありますが、公然と愛し合うまではいっていない。
しかも、「君」は人気もので、「僕」のような男には高嶺の花。
でも、「スタート横一線なら/抜け出す自身を持とう」と自分に言い聞かせています。

僕のエンジンフルにし
ルートをはずす
ハートの危険区域へ
領域ギリギリまでに


僕はルートをはずすという危険行為を行い、ハートの危険区域というよく分からない(笑)場所までいこうとします。
とりあえず、かなり思い切った行動をとろうとしているようですね。

そして、問題の英詞がきます。これを訳してみると、

私のために向こうにあるものは見えない
だから倉木麻衣はいつまでも音楽を探し求める


Mai Kurakiがさりげなく一度登場するなら普通に流すんですが、そうじゃないですからね。
必然的に否が応でも前の歌詞を深読みせねばならないわけです。
おそらく今の倉木麻衣は「僕」と同じような立場なのでしょうか。
「君」を音楽の比喩として用いたのだとすると・・・
 
 音楽がそばにあればいつも強くあれる。
 世の中にはいろんなものがあるけど、私が選んだのは音楽なんだ。
 私にはまだまだ抜きん出た力なんてないけど、自信をもっていこう。
 今はルートが外れようとも、いろんな音楽に挑戦していきたい。

そんな気持ちを歌ったのではないでしょうか。やっぱり深読みしすぎかなぁ・・・。

2番の歌詞は、なぜあえて「サーチライト」「つづれ織り」といった言葉を使ったのか等、部分部分で気になるところはありますがそういったことは置いといて・・・
愛の力信じよう
私はこういう詞は基本受け付けないんですよね。
しかしここでの倉木麻衣の真意としては、音楽に対する愛の力を信じよう、という彼女の決意と私は受け取りました。

そして、サビの後、ラップに移ります。
Yeah 主観、客観、却下して見たら苦しみ 癒してく小さな喜び

主観と客観を却下するとはどういうことでしょう。
ここでいう主観、客観は、

主観=倉木麻衣がいいとする音楽
客観=周りの人がいいとする音楽、ファンから求められる音楽

倉木はその板ばさみに合って苦しんでいたのではないでしょうか。
そして、もー、そんなん却下じゃー!って思ったら苦しみが少し和らいだんでしょう。
とにかく「時代(とき)を読み取るイマジネーション 解き放しながらコミュニケーション」していけばいいじゃないか、と。
無限の未来に君刻む!リズム刻もう!夢刻め!
これは、私の音楽を無限の未来まで残るものにしちゃる、という叫び。

そんな感じで、倉木さんはサマーパラダイスに託けて自らの決意を歌にひっそり込めましたとさ。



なんだこれ?

・・・すみません、これが私の必死の解釈なのです。
軽いノリの曲なんでさらっと聴くのが筋でしょうが、どうか私と一緒に皆さんも深読みしてみてください。
コメント
この記事へのコメント
どうもです。
必死の解釈とのことですが、とても参考になりますよ。
私もMai Kuraki・・・・の部分がかなり気になってましたから、なるほどという感じです。
倉木さんの詞は、単純そうで、実は行間に多くの意味が含まれているので難解ですね。
だから面白いのですが。

このアルバム、その後繰り返して聴いていくうちにどんどんはまって来ました。
今はホログラムが一押しです。
ではでは、
2006/08/05(土) 01:29 | URL | plus10 #-[ 編集]
初めまして!いつもブログを見ていました。
私も倉木麻衣さんの、大ファンです☆

今回のアルバム、すごく良かったですね。

最初の部分を、私なりに訳してみたのですが、

「君が私のそばにいると、私は強くいられる
私は君が夢見ていたヒーローだよ
そして君が本心から幸せであるのにふれたとき
私がこんな気持ちなのは
君を愛する覚悟ができてるから」
というのはどうでしょう?


もしかしたら、ヒーローって「ベスト オブ ヒーロー」のヒーローですかねぇ?

でも、本当、倉木麻衣が「音楽を探し続ける」と覚悟をしたという気がしますよね。


初めてコメントするのにこんな長々書き込みすみませんでした~(>_<)
2006/08/05(土) 21:44 | URL | 悠里 #pIerqASY[ 編集]
>plus10さん
どうもです!
そうおっしゃって頂けると、うれしいです!
このアルバムは聴けば聴くほど味がでてきますね。
ホログラムは渋すぎです。こういう雰囲気の曲は初めてじゃないでしょうか。本当に味わいがあります。

>悠里さん
はじめまして!
いつも当ブログをご覧くださっているとの事、ありがとうございます!

訳に関してですが、私があのように訳した意図について少し説明したいと思います。
全体→「Ready for love」の一人称は「僕」なので、訳の一人称も「僕」としました。
1行目→可能を表す語がないことから、日本語的には微妙ながらもあのような訳に。日本語訳としては「いられる」とした方がやっぱりいいのかもしれませんね。
2行目→willが付いているので未来にheroになる、という意味だと考えました。
3行目→幸せなのはおそらく「僕」だと思います。
4、5行目→ここは難しかったです。ある雑誌で倉木さんが「Ready for love」の直訳は「愛に生きる」だと説明していますし、洋楽でもよく使われる言葉ですし、日本語訳はきっと「こう訳す」みたいのものがあると思うんですよね。「such」の訳し方も悩みました。
悠里さんの「私がこんな気持ちなのは 君を愛する覚悟ができてるから」という訳、非常に良いと思いました。そう訳した方がだいぶ分かりやすいですよね。

ヒーローは、個人的には間違いなく「ベスト オブ ヒーロー」のヒーローを意識したものだと思っています。
ここはかなり深読みできる部分だと思いますよ。
「英雄」と訳したのは、個人的な趣味です(笑)。

どうでしょう?私は大して英語ができるわけでもないので、悠里さんにいろいろご指摘していただきたいです。

これからも気が向いたらコメントお願いしますね。私は長い書き込み大好きですよ(笑)。
2006/08/06(日) 00:38 | URL | SaySay #-[ 編集]
(冒頭の英語について)そうですね、確かに可能の意味が書かれてないです。
ヒーローになる、の部分、will見落としてました…すみません(汗)
やっぱり「幸せになる」のは、「僕」なんですよね(^_^;)


最後の部分の訳、わかりやすいと言っていただけて嬉しいです(^_^;)


麻衣さんが「愛に生きる」と言ったってことは、ずっと愛する覚悟ができている、というところでしょうか。


「英雄」と言うのもかっこいいですよ(笑)


訳、私で良ければお手伝いしますよ~!
私も特に得意なわけではないのですが、頑張ります(笑)

では♪
2006/08/07(月) 21:15 | URL | 悠里 #pIerqASY[ 編集]
>悠里さん
>麻衣さんが「愛に生きる」と言ったってことは、ずっと愛する覚悟ができている、というところでしょうか。

そうだと思いますね。

それじゃ、今度日本語訳に詰まったら、悠里さんに丸投げ・・・
なんてことはしませんが、いろいろ議論できたらおもしろいし、歌詞の理解も深まりますよね♪
2006/08/07(月) 22:30 | URL | SaySay #-[ 編集]
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