倉木麻衣の歌詞に否定的な人は多い。彼女の歌詞は稚拙で奇麗事ばかりだという。本当にそうなのか。いいや、倉木麻衣の歌詞は、楽観主義に生きる力強い人生観に裏づけされた、深く味わいのあるものなのだ!ということを書き綴っていくブログです。
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チャングムは結局置いてませんでした。
がっかり。
おとなしく一週間待とうと思います。

さて、だらだら続いた「ホログラム」の歌詞考察、いよいよ完結編です。
全くドキドキわくわくもありませんが。

長文なので覚悟して読んでください。
その1 天使(angel)」とは?その「天使」はなぜ傷だらけなのか

最も、解釈に苦しんだ点です。
自分のなかで説はいくつかあるんですが、考えた末、plus10さんが当ブログに寄せてくださった考察とほとんど同じ結論に至りました。

まず冒頭で、
カーテン越しに 光と現れた
天使はすぐに 消えていなくなるけど

とあります。
これは、ライブ会場をイメージした歌詞です。
アーティストがライトを浴びながら、ステージへ走り出す瞬間。目の前には人、人、人。倉木麻衣の目には天使、天使、天使に映るのでしょう。
しかし、楽しいライブの時間はすぐに過ぎ去ってしまうもの。
目の前の天使たちは結局は消え去ってしまうのです。
しかししかし、
気がつけばいつも 君からの calling phone
ファンの人たちからの暖かいプレゼントの数々が。(ここの解釈も難しいですが、ファンレターなどのファンから届け物の例えだと捉えました)
自らの人生で傷だらけになっている人たちが(そのような内容を綴った切実なファンレターが倉木麻衣に届くこともあったでしょう)、それでもなお、私を応援しに来てくれる。
無理やり時間をこじ開けて来てくれた人もいっぱいいる。
これを天使と呼ばずしてなんと呼ぼうか。

その2 題名「ホログラム」について

ホログラムとは、平たくいえば三次元写真のこと。
君の その すべてが好き
という他者への全肯定は、どこか一面を切り取ったものではなく三次元で像を浮かびあがらせるホログラムの様のようだと倉木は感じたのでしょう。

その3 月が姿を消したとしても/君が望む輝く夜空に変えよう」の意味(なぜこのような比喩を用いたのか)

月が姿を消すときってどんなときでしょう?
それは、地球・太陽・月の位置関係によって、月が太陽によって照らされる面が地球から見えないとき。
じゃあ、「月が姿を消した」らどうしたらいいのでしょう?
(本来ならそんなことはどうでもよくて我関せずでしょうが・・・)
「君が望む輝く夜空に変え」ることは現実問題、不可能です。
が、しかしこれはあくまで比喩。物理的な問題など無視してもかまわない。
この曲は「ホログラム」です。光が大きな鍵を握っているはずです。
つまり、かなりスケールが大きいですが、光を発する太陽の位置を変えてしまえばいいわけです。

これは何を意味するかというと、「光の当て方を変えろ」ということです。
月のようなでっかい光った部分が消えてしまって、つまり自分のアイデンティティが霞んでしまうようなときでも、光の当て方を変えてみろよ。案外、きれいな夜空になるもんだよ。そんなことを言いたいのではないでしょうか。

一見、月とか夜空とか、ホログラムと無関係な突拍子もない言葉がでてくるように思いそうですが、倉木がホログラムに託したメッセージとなんら違うものではありません。

その4 結局この曲はファンに何を伝えたいのか

ファンへの無条件の愛です。
他人だけれど、ただ自分のことを愛してくれる人たちへの無条件の愛です。
そして、そういった存在こそが倉木麻衣の生きる意味となっているのです。

その5 ファンとかそういうものを取っ払ったうえでの、この曲の普遍的テーマ

ここまでは、主に「ホログラム」の裏テーマを追究してきたといえます。
「ファンに対してのメッセージ」は、決して表テーマではありません。裏に隠されているからこそ、このテーマは美たりうるのです。これが全面的に表に出れば、押し付けがましいことこの上ありません。

では、表テーマはなんでしょうか。
それは裏テーマを普遍的なものにすればいい。

つまり・・・
(家族・恋人・親友といった人たちを除いた)自分を見てくれている人たち、自分を愛してくれる人たちへの賛歌といえるのではないでしょうか。



暴走機関車です。
おそらく私の気合いは見事に空回りしていることでしょう。
煮詰まってしまい、このままではまたブログ更新が途絶えかねないので、見切り発車したかんじです。

はぁー。感想お待ちしております。

最後に一言。
歌詞の内容からいって、合唱形式にしたのは正解だったんじゃないかと私は思っています。
コメント
この記事へのコメント
初めまして。
私も倉木さんのファンで、このホログラムは大好きです。

私は「天使」は麻衣さん自身のことだと、解釈してました。。
で、「気がつけばいつも 君からの calling phone」っていうのは、確かにファンからのプレゼントっていうのも納得です。でも私は最初この「calling phone」っていうのは、「Mai-Kコール」(コールつながり)にかけているんだと勝手に解釈してました(汗)
2006/09/03(日) 17:50 | URL | こん #-[ 編集]
どうもです。
チャングム、実は私もはまっていたりしています(汗)。
ホログラムの解釈、一気にきましたね。お疲れ様です(笑い)。でも大納得ですよ。
>ファンへの無条件の愛です。
倉木さんのすごさを感じる部分です。ファンと言っても様々。自分にとってちょっと・・という人もいるはずです。しかし全てを受け入れる。そこには揺ぎ無いほどの感謝と愛情が感じられます。

>こんさん
「calling plohne」は「Mai-Kコール」という解釈、なるほどと妙に納得しました。
2006/09/03(日) 22:16 | URL | plus10 #XSzS5XSA[ 編集]
>こん さん
はじめまして!コメントありがとうございます!
ホログラムいいですよね。渋いサウンドがたまらないです。

「天使」が麻衣さん自身を表しているという解釈、非常に興味があります。よろしければ詳しく教えてくださると嬉しいです。
「calling phone」に関しては、「Mai-Kコール」という解釈も大いにありだと思います。というより、その解釈にしようかかなり迷ったんですよね。結局は私の好きな世界観の方にしましたが・・・、やっぱりそっちかなぁ。

これからも、気軽に書き込んでくださいね!

>plus10さん
どうもです!
あれは、はまっちゃいますよね(汗)。

今回は、一気にいきました。やる気をなくす前にと思いまして(笑)。
アーティストにとって、自分、そして自分の音楽を認めてくれる人というのは、それだけありがたい存在なんでしょうね。
2006/09/04(月) 08:44 | URL | SaySay #-[ 編集]
また、ホログラム拝読させていただきました。saysayさんの解説には、本当になるほどなぁと思います。コメントを寄せてくれてる皆さんも同じような感慨にひったているのだなあーと思います。
私も、全面的に解説には賛同します。
しかし、私の妻も麻衣さんのファンなのですが、ホログラムは、会いたくてと重ね合わせて読むのよと非常に難解なことを言ってました。私は文学の才能が全くないので解読しませんが、そのような、読み方もあるのかなあ?と思い、コメントをお送りしたしだいです。
2006/09/26(火) 22:43 | URL | かつぼうじい #-[ 編集]
>かつぼうじいさん
ありがとうございます。そう仰っていただけると、本当に嬉しい限りです。私も文学の才能および文章力には自信がなく、こんなものを果たして誰か見てくれるのだろうかと思ってしまいますが、麻衣さんへの熱い思いの赴くままに綴っていく次第であります。
かつぼうじいさんはご夫婦で麻衣さんのファンをなさっているのですね。私の場合結婚はまだまだ先のことだと思いますが、彼女と一緒に麻衣さんのライブに行くのが一つの理想としてあったりします。
「ホログラムは、会いたくてと重ね合わせて読む」ということは、全く考えたことがないので、今一度熟考してみたいと思います。何か思いつくことがあったら、かつぼうじいさんにお伝えしますね。
2006/09/27(水) 00:06 | URL | SaySay #-[ 編集]
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