倉木麻衣の歌詞に否定的な人は多い。彼女の歌詞は稚拙で奇麗事ばかりだという。本当にそうなのか。いいや、倉木麻衣の歌詞は、楽観主義に生きる力強い人生観に裏づけされた、深く味わいのあるものなのだ!ということを書き綴っていくブログです。
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今日はどーんと18thシングル「明日へ架ける橋」です。
先日の「ベスト オブ ヒーロー」の記事の続きがなおざりですが、なかなかまとまらなくて先延ばしにしています。いつかきっと書く・・・かな。

表題曲の「明日へ架ける橋」ですが、元々そんなに好きではなかった曲です。
しかし、ライブツアー「Wish You The Best」のファイナルで生の歌を聴いてから、大好きになりました。

歌詞は確かにいいんですが、もうこの曲に関しては詞がどうこうというより、倉木麻衣の歌唱につきます。もう絶品です。
この曲、紅白でも歌われましたが、祖母がこの曲を聴いて、
「きれいな声じゃね。若いもんのなかではこの子ぐらいじゃないの、いい歌うたうの」
と言ってました。倉木麻衣の名前すらしらない祖母がそういったので、私は結構うれしかったですね。

当然ながら、歌い手の歌唱により詞の魅力は2倍にも3倍にもなります。
はい、終わり。
・・・っていうのも、なんなんで、今回も詞について見ていきましょう。
rsl18.jpg

1.明日へ架ける橋
作詞:倉木麻衣
作曲:徳永暁人
編曲:徳永暁人

2.Lover Boy
3.愛をもっと

「明日へ架ける橋」で一番好きな言葉は、冒頭の部分です。

誰かが 手を差し伸べてる/だけど今は傷つく勇気持ち/そう昨日よりも少しだけ強くなれる oh yes 熱く

今は傷つく勇気持ち
この言葉が際立ってますね。
傷つくこと恐れない、という表現はよくあります。
しかし、傷つく勇気を持つ、というのは倉木独特の表現だと思います。

傷つくことはできれば避けたいものです。
しかし、どうしても生きていく上で傷つくことはある。それを恐れていたら前に進むことはできない。
それをこえていくのが、傷つくことを恐れないという表現です。

それをさらに精神的に上回ったのが、「今は傷つく勇気持ち」という表現です。
傷つくことを当然通る道として、そこを強行突破していく強さがあります。
私はこの言葉に大いに勇気づけられました。



ここで、取り上げたいのが、5thアルバム「FUSE OF LOVE」のラストを飾る「chance for you」です。
私はこの曲がどうしても好きになれないんですよね。
生で聴いたら感じ方が変わるかもしれませんが(ライブツアー「LIKE A FUSE OF LOVE」には参加してません↓)、押し付けがましさを感じてしまうのです。

倉木の応援ソングの代表である「always」は元々自分の中での応援ソングとしてつくった歌らしいです(倉木麻衣著『myself music』等参照)。
だからか、この曲には押し付けがましさを感じることはありませんでした。
倉木の応援ソングは大抵、倉木自身への応援ソングでもあります。

一方、「chance for you」はあきらかにファンへの応援ソングという側面が強いです。
それはそれでいいんです。
が、歌詞がおもしろくない。

傷つくことを 恐れず今は/勇気を持って
「明日へ架ける橋」で書いたことをありきたりな表現にして再び書いた、そんな印象を受けます。

僕はいつでも そばでみている
私は、「だれがそばでみてくれているんだろう?」と思いました。
ライブで大合唱するからには、倉木さんが見てくれてるととるのが普通かなと思いますが、私には倉木さんがそばで見てくれてるとは思えません。
逆にそう思える人にとっては、この曲はかけがえのないものになると思います。

今のところ私は、ライブ会場でこれを合唱することに少し抵抗があります。今後、ライブで生で聴き、みんなで大合唱し、そしてもう一度、この曲の持つ意味を考えてみたいと思います。
「明日へ架ける橋」だってライブで聴いて大好きになったのだから、「chance for you」だってそうかもしれません。


「明日へ架ける橋」で二番目に好きな言葉は、
求める心 あれば出逢うはず/失っていた 光 輝くよ
少年時代のあの人にあいたい。
そう思うとき、私はこの詞を頭に浮かべます。
「求める心」があれば、きっと人でもモノでも夢でもなんでも、きっと出逢える。

「明日へ架ける橋」の主人公は、誰にも寄りかからない。
でも、心は誰かとつながっている。
そんな人間関係を築きたいものです。
コメント
この記事へのコメント
はじめまして。
最初から拝見して結構おもしろい解釈をされており参考になります。
私も明日へ架ける橋の歌詞は結構好きで、SaySayさんが仰る「今は傷つく勇気もち」の部分は強い決意を感じます。
さて、chance for youについても言及されていますが、確かに応援歌であることは間違いないのですが、
あるファンの方(今はブログが閉鎖されているので紹介できないのが残念です)が、面白い解釈をされていました。
この曲はI sing a song for youの続きのストーリを歌っているいるのではないか。というのです。つまりI sing a song for youであの世へ旅立ってしまったはずの「君」が実はゴーストとして「僕」として、彼女のそばで見守っている状況を歌っているのではないかということです。
それは、chance for youで登場する「僕」がまるで神のようで現実味が感じられないこと。倉木さんはこのアルバムはストーリー性を持たせていると言っていること。倉木さんなら当然映画ゴーストはよく知っていること。
「・・・for you」とまるで組曲のようにタイトルを合わせていること。から想像されるからです。
真意はともかく、このようにいろいろと想いを巡らせられるのも倉木さんの詞のおもしろさですね。
では、書込みはめったにできませんが、これからも楽しみに拝見させていただこうと思います。更新がんばってください。
2006/06/25(日) 21:20 | URL | plus10 #gHpkDWU2[ 編集]
plus10さん、はじめまして。
書き込みを見て、あの、その・・・
やばいっ!
その説はすごく説得力がありますね。想像力にみごとにかみ合う。
もう一度「FUSE OF LOVE」を吟味してみます。
そして近いうちにもう一度「chance for you」の詞についての考察を書きます。
どの際には、plus10さんのコメントを引用したいのですがいかがでしょうか。
これからも、すばらしいご意見お待ちしておりますm(_ _)m。
2006/06/25(日) 23:10 | URL | SaySay #-[ 編集]
寝る前に覗いたらもうご返事をいただけるとは。
私の意見はあくまでも受け売りに過ぎませんが、引用はご自由にどうぞ。
ちなみに、この解釈を知ってから再度聴きなおして一つ気が付いたことがありました。
chance for youは「僕」からのメッセージソングなのに、最後の最後だけなぜかファルセットにしてかわいらしく歌っています。
これってもしかしたら、彼女がついに「僕」の声に気づいて、彼女自身が復唱している?
つまり彼女がついに一歩を踏み出した瞬間なのかも知れない。そんな風に感じました。
拙い意見しか出ませんが、創造するといろいろと出てきそうですね。
では。
2006/06/26(月) 00:43 | URL | plus10 #gHpkDWU2[ 編集]
はじめまして、SaySayさん。最近ファンになった者です。
最初の記事から読ませて頂きました。全部の記事を読んであ~なるほどと思いました。plusさんのコメントもとても勉強になりました。私も麻衣さんの歌詞は好きです。SaySayさんのように歌詞を解釈できるようなレベルじゃありませんが、自分なりに今までのリリースされた曲を考察してみたいと思いました。
更新頑張って下さい。これからも拝見させて頂きます。コメントもする時もあるのでその時はよろしくお願いします。幼稚なコメントでしたが許して下さいm(u_u)m
2006/06/26(月) 01:56 | URL | ジェームス #bBmFigmc[ 編集]
>plus10さん
私は最大限に心を込めたって感じがしますね。
you~♪というところが、「君」に言葉を送り出してるようにも思えます。
plus10さんの意見はもうちょっと考えてみますね(^^)

>ジェームスさん
はじめまして、ジェームスさん。
幼稚だなんてとんでもない。
いつでもコメントお待ちしてますよ♪
2006/06/26(月) 20:42 | URL | SaySay #-[ 編集]
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